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MBAを取得できます。

教育理念・ポリシー

研究科長・各コース長挨拶

研究科長・各コース長挨拶

「知の再武装」に挑戦し、自分のNext Stepに踏み出そう 多摩大学大学院 研究科長 徳岡 晃一郎

 みなさんはきっと現状を転換したい(transform reality)という強い思いをもって、この冊子を開いているのだと思います。現実の社会には多々不条理があります。たとえば、
• 常識を破ってイノベーションを起す社員がいない
• 責任者が火中の栗を放置し、ズルズルと問題を引きずる
• 組織の利害関係に阻まれ、斬新な新商品を開発できない
 このような不条理に挑戦したいという皆さんのようなリーダーのための必須の力を、当大学院では「イノベーターシップ」と表現しました。それは、「現実を転換しようという熱い思いとしたたかな実践知」です。現実社会のなかで悩み、鍛えられた社会人のみなさんには高い潜在力と深い問題意識が備わっているはずです。それを自分の中に閉じ込めず、社会人大学院という「共創の場」へと一歩踏み出し、知を再武装して自らの内に眠る才能を開花させてください。
 その伴走をするのは、独自の知の体系を構築し現場で活躍中の教授陣です。300冊以上の出版を誇る70名以上の実務家教授陣は日本随一の水準です。私たちとともにイノベーターシップを鍛え、よりよい未来を創っていきましょう。

多摩大学大学院 研究科長
徳岡 晃一郎

東京大学教養学部国際関係論卒。日産自動車人事部、欧州日産を経て、2009年よりコミュニケーションコンサルティングでは世界最大手の米フライシュマン・ヒラードの日本法人のSVP/パートナー。人事制度、風土改革、社内コミュニケーション、レピュテーションマネジメント、リーダーシップ開発などに従事。著書に『MBB:思いのマネジメント』(野中郁次郎名誉教授、一條和生教授との共著)、『ビジネスモデルイノベーション』(野中名誉教授との共著)など多数。

社会課題を市場化するのはルール形成戦略力である ルール形成戦略コース長 國分 俊史

 これからのグローバル経営では、社会課題解決力をビジネスモデルに組み込み、自社の成長に比例して社会課題解決力を高めていくことが不可欠です。また、地政学リスクの高まりを受けて通商政策や安全保障経済政策に対して企業はこれまでとは比較にならない次元で能動的な関与、戦略的な対応をしていかなければなりません。
 ルール形成戦略は社会課題解決力に秀でた製品・サービスの開発、バリューチェーンを構築し、それが必要とされる秩序を創り出すダイナミックな戦略です。実行フェーズでは政府、国際機関、NGO、政策シンクタンク等と連携して新たなルールを政策という形で具体的にデザインし、新たなエコシステムへと産業を革新していく複雑な利害関係者のマネジメント力が必要となります。
 ルール形成戦略はルールに落とし込む力がなければ単なる評論家です。世界各国の政策決定プロセスの理解はもちろん、ルール形成に影響力を有する組織や個人との繋がりを地道に築き上げていくことが必要となります。本コースでは構想から実行まで一貫したスキルを築き上げるために、座学で理論を体得し、フィールドワークで実行力が得られるコースとなっております。

多摩大学大学院 ルール形成戦略コース長
國分 俊史

多摩大学ルール形成戦略研究所所長。デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員、パシフィックフォーラムCSIS シニアフェロー。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。IT企業の経営企画、シンクタンク、A.T. カーニー プリンシパルを経て現職。社会課題起点のルール形成戦略の第一人者として通商政策の支援や政・官・民連携によるイシューエコシステム作りを様々な社会課題について推進。また、社会課題が安全保障に係るテーマであることからも、安全保障経済政策のアドバイザーとして政府の委員等も歴任。日本企業の弱みである安全保障経済政策やルール形成を切り口としたグローバル戦略の立案から世界各国のポリシーメーカーとの連携まで取り組んでいる。

ビジネスデータサイエンスコースで修得できる力 多摩大学大学院ビジネスデータサイエンスコース長 今泉 忠

 それは、データをもとにして、ビジネスの「なぜ?」に答え、みんなを「どうしてか」を説得し、「なるほど」と納得させて課題や問題を実践的に解決することができる力です。
 ビッグデータ業務は垣根なく出現し、その結果ビジネスや社会をよりよくするために、ビッグデータをもとに考え意思決定を行うことは必然となりました。
 ビジネスでの課題解決・問題解決において、デジタルビッグデータを利活用することは当然になりましたが、ビジネスの現場での課題解決や問題解決には結びつかないことがあります。それは、ビジネス現場で何が問題になっているかという「ビジネスの理解」、「データの背景理解」ができる力が重要だからです。
 ビジネスデータサイエンスコースでは、ビジネス現場に携わるすべてのビジネスパーソンにこそ、ツールを活用しながら「データの背景理解」ができる力をもとにしたデータサイエンス力を修得し、現場での課題解決のために解決策を提案して実施できるITプロジェクトマネジャー・デジタルマーケター・データエンジニア・データサイエンティストなどになってほしいと考えています。

多摩大学大学院 ビジネスデータサイエンスコース長
今泉 忠

立教大学社会学部産業関係学科卒。立教大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士前期課程修了(社会学修士)。東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士後期課程単位取得満期退学。青山学院大学理工学部経営工学科助手を経て、多摩大学助教授・大学院助教授。平成7 年多摩大学教授・大学院教授。平成13 年より経営情報学部学部長を経て現職。日本行動計量学会理事。

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