教員紹介

國分 俊史

(Kokubun Toshifumi)

職名 教授
担当科目

社会課題起点のルール形成戦略、論文演習Ⅰ~Ⅲ


メッセージ

-社会課題を市場化するのはルール形成戦略力である-
これからのグローバル経営では、社会課題解決力をビジネスモデルに組み込み、自社の成長に比例して社会課題解決力を高めていくことが不可欠です。また、地政学リスクの高まりを受けて通商政策や安全保障経済政策に対して企業はこれまでとは比較にならない次元で能動的な関与、戦略的な対応をしていかなければなりません。ルール形成戦略は社会課題解決力に秀でた製品・サービスの開発、バリューチェーンを構築し、それが必要とされる秩序を創り出すダイナミックな戦略です。実行フェーズでは政府、国際機関、NGO、政策シンクタンク等と連携して新たなルールを政策という形で具体的にデザインし、新たなエコシステムへと産業を革新していく複雑な利害関係者のマネジメント力が必要となります。
ルール形成戦略はルールに落とし込む力がなければ単なる評論家です。世界各国の政策決定プロセスの理解はもちろん、ルール形成に影響力を有する組織や個人との繋がりを地道に築き上げていくことが必要となります。構想から実行まで一貫したスキルを築き上げるために、座学で理論を体得し、フィールドワークで実行力が得られるカリキュラムとなっております。

プロフィール

 


多摩大学大学院教授、ルール形成戦略研究所所長
東京大学先端科学技術研究センター 経済安全保障研究プログラム特任教授
パシフィックフォーラム シニアフェロー
欧州系グローバルコンサルティングファーム パートナー
前自由民主党新国際秩序創造戦略本部アドバイザー

早稲田大学大学院公共経営研究科修了。IT企業の経営企画、シンクタンク、米国系戦略ファーム A.T. カーニー プリンシパル、米国系会計ファーム ヴァイスプレジデントパートナーを歴任。社会課題および経済安全保障政策を起点としたルール形成戦略の第一人者として通商政策の立案や政・産・官・学によるイシューエコシステム作り、各国の経済安全保障政策に翻弄されない企業戦略の立案を支援。ルール形成戦略研究所の創設者として世界各国の政府高官、インテリジェンス機関、シンクタンクとのネットワーク構築による日本のルール形成戦略力の多元化、減少傾向にある日本の経済安全保障政策の研究者の育成に従事。

主要著書

執筆(抜粋)
単著:「経営戦略と経済安保リスク」 日本経済新聞出版社
単著:「エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い」日本経済新聞出版社
監修:「カーボンZERO経営」 日本経済新聞出版社
編著:「世界市場で勝つルールメイキング戦略 技術で勝る日本企業がなぜ負けるのか」朝日新聞出版
共著:「技術覇権 米中激突の深層」日本経済新聞出版社、A.T. カーニー最強の経営シリーズ 「最強の業務改革」、「最強のコスト削減」東洋経済新報社
寄稿:National Interest 2018年1月「Japan‘s New National Security Economy」、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューオンライン「サステナビリティ戦略の最前線」など多数