

なぜ、忙しい日々の中、苦労して時間を生み出し、様々な書物を読み、多くの知識を身につけても、職業人として活躍できないのか、人間として成長できないのか。
その根本的な理由は、現代の「知」の在り方にあります。
本講義においては、現代の「知」が抱える「三つの病」について述べ、いかにしてその「三つの病」を超えるか、いかにして目の前の現実を変える「知」を身につけるか、そのための「知の技法」を語ります。
東京大学卒業。東京大学大学院修了。工学博士(原子力工学)。米国シンクタンク・バテル記念研究所・客員研究員を経て、日本総合研究所の設立に参画。取締役・創発戦略センター所長を務める。現在、シンクタンク・ソフィアバンク代表。社会起業家フォーラム代表。世界経済フォーラム(ダボス会議)GACメンバー。世界賢人会議ブダペストクラブ日本代表。東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。原発事故への対策、原子力行政の改革、原子力政策の転換に取り組む。著書は90冊余。