ABOUT
品川塾とは
Urbanizationと品川
今世界を動かす大きな潮流、それは、都市化(アーバニゼーション)です。規模を問わず、都市のエコシステム(生態系)が生み出すイノベーションによって社会や経済が変化する時代ではないでしょうか。
品川とその近隣する地域は、多様な企業、大学・教育機関、商業空間、住宅、交通インフラが「ハブ」として集積する地域へと変貌し、もっとも世界につながり、東京のイノベーション・エコシステムとして期待されると言えます。
品川塾の挑戦
「品川塾」は、2016年にスタートした、品川にサテライトキャンパスを 構える多摩大学大学院(ビジネススクール)が触媒となって、「知の創造」を切り口に近隣する地域、そして品川に集まるイノベーション志向の企業や個人のネットワーク支援をしていこうという試みです。イベントやワークショップ、垣根を越えたプログラム、人材育成(イノベーターシップ)のためのネットワークなどを展開しています。
品川塾塾長・多摩大学大学院教授 紺野登
品川塾2022-2023
包容する都市 The Embracive City
~レジリエントな都市のためのソサエイタル・イノベーション
品川塾は2022年夏より都市デザインや都市問題の実践者のチームとともに、1年間(予定)のプログラムとして「包容する都市(The Embracive City)~レジリエントな都市のためのソサエイタル・イノベーション」を開催します。
COVID19 は都市が21世紀の知識社会経済へ向かう変化を加速させました。これは単純な「都市から地方へ」といった変化ではなく、都市そのものの変質を意味しているのではないでしょうか。
かつては都市は、地方・農村や郊外から交通機関によって中心部に人口を集中させて繁栄しました。さらにグローバル化とともにグローバルシティ(メガシティ)の時代が訪れ、地球規模の富の集中とともに多くの格差や放逐などの反作用が起きました。そこでは知識都市や創造都市など、人々のQOLを志向する新たなコンセプトが生まれていましたが、COVID19はその限界を超えて新たな都市へのティッピングポイントとなったのではないでしょうか?
今後注目されるのは中規模都市や中間都市(エッジシティ)、都市内のコミュニティなどではないでしょうか。そこでは人々の社会的資本、協業力が再生を促すことが期待できるのではないかと思います。
品川はメガシティ・東京の一角ですが、ここで未来の都市を考え、都市民が集う力を自覚する。そのために何が必要かを考えていきたいと思います。
〈運営〉
品川塾・都市構想チーム
都市のイノベーションの専門家や実践者たち
プロフィール詳細はPDFをご覧ください。
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本村 拓人
MEDIA SURF + tact 主宰
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齋藤 敦子
KOKUYO リサーチャー / 一般社団法人 Future Center Alliance Japan 理事
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塩浦 政也
建築家 / 株式会社SCAPE代表取締役・株式会社N-ARK 取締役
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田邊 寛子
まちづくりコンサルタント、景観デザイナー / まちひとこと総合計画室
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幸田 千栄子
公益財団法人日本生産性本部認定 経営コンサルタント / 多摩大学大学院医療・ソリューション研究所 フェロー
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葛生 善江
一般社団法人空き家活用推進協会 Landschaft Innovation Partners 代表理事
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紺野 登
品川塾 塾長 / 多摩大学大学院 教授
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EVENT
募集中のプログラム
- セミナー名
- 品川塾 特別セミナー
「大移民時代の都市と教育の場」
新たなグローバリゼーション(2.0)時代の知とは - 概要
高齢化に伴う人口減少は日本にとって最大の危機的な要素ですが、これに対して世界からの外国人労働力確保が大きな課題の一つとなっています。ただし、これまでの日本の外国人労働・移民政策は必ずしもうまくいっていたとはいえません。これからは多くの優秀な外国人を受け入れられる社会が構想されなければなりません。一方、世界は「大移動時代」となっています。そこで基盤になるのが、共生的な社会を可能にする都市のあり方です。知識、社会経済の都市のあり方は、常に教育や人的ネットワークと分かちがたいものがあります。今、都市はどのような教育機能を持って、これからの大移動時代を迎えたら良いのでしょうか。今の日本の現況を知り、留学生の立場、ビジネスをする立場の登壇者に対話いただく場にぜひご参加ください。
品川塾 塾長 紺野 登
- 講演者
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宍戸 健一 様
国際協力機構(JICA) 理事長特別補佐(外国人材)1986年東京大学農学部卒後、国際協力事業団(現 国際協力機構)に入団。本部事業部門、インドネシア勤務の後、ガーナ事務所長、スーダン駐在員事務所長、地球環境部次長(自然環境)、関西国際センター所長、農村開発部長を経て、2019年10月より現職。著書には「アフリカ紛争国スーダンの復興にかける ~復興支援1500日の記録」(佐伯出版)がある。
現職においては、JICAの外国人材受入支援の事業を統括するとともに、「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム」(JP-MIRAI)などを主導した。 - 対話
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Khine Zin Kyaw様
(多摩大学大学院卒業生)2004-2008 ヤンゴン外国語大学(日本語専攻)ミャンマー
2009-2011 白鳳短期大学 (総合人間学部) 奈良日本
2011-2013 日本コンピューター専門学校(情報処理学科)大阪日本
2013-現在 株式会社アルバイトタイムス(外国人材採用支援部)キャリアコンサルタント リーダー
2020-2022 多摩大学大学院 経営情報研究科 経営情報学部 修士課程
修士論文テーマ「日本企業と在日ミャンマー人理系従業員が成功する社会へ」品川塾探究員
- 齋藤 敦子 KOKUYO リサーチャー / 一般社団法人 Future Center Alliance Japan 理事
- 葛生 善江 一般社団法人空き家活用推進協会 Landschaft Innovation Partners 代表理事
- 田邊 寛子 まちづくりコンサルタント、景観デザイナー / まちひとこと総合計画室
- 紺野 登 多摩大学大学院教授
- 幸田 千栄子 公益財団法人日本生産性本部認定 経営コンサルタント / 多摩大学大学院医療・ソリューション研究所 フェロー
- 本村 拓人 MEDIA SURF + tact 主宰
- 塩浦 政也 建築家 / 株式会社SCAPE代表取締役・株式会社N-ARK 取締役
- 開催日時
- 2023年12月21日(木) 18:30~20:00
- 開催方法
- オンライン(Zoom)開催
- 参加費
- 無料
- 申し込み方法
- 事前登録制です。ご参加希望の方は以下よりお申し込みください。
https://entry.s-axol.jp/tama/?f=115
12月19日(火)17:00締切 / 開催前日までにZoomURLをご案内いたします。 - タイムテーブル
- 18:30 イントロダクション 紺野 登
18:40 宍戸 健一様による講義
19:20 Khine Zin Kyaw様による問題提起
19:30 討議
20:20 まとめ
20:30 終了
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過去のプログラム
協力
コクヨ株式会社