教員紹介

田坂 広志

(Tasaka Hiroshi)

職名 特任教授、名誉教授
担当科目

スーパージェネラリスト、ネオ・リベラルアーツ

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田坂広志 公式サイト「未来からの風」


動画メッセージ

メッセージ

-志、智恵、人間力を併せ持つ社会起業家を育成します-

多摩大学大学院の建学の精神は、この社会の生々しい現実と格闘し、粘り強く、その変革を実現できる人材の輩出です。しかし、その人材とは、ただ一分野に秀でたエキスパートやスペシャリストではありません。そうした専門家の叡智を束ね、目の前の現実を変革するプロジェクトや組織、企業を統括し、牽引できる人材こそが、いま求められています。それは、言葉を換えれば、思想、ビジョン、志、戦略、戦術、技術、人間力という「7つのレベルの知性」を垂直統合して行動できる「スーパー・ジェネラリスト」の育成に他なりません。そして、このスーパー・ジェネラリストが身につけるべきは、単なる「知識」ではなく、「実学」としての人間学や組織学、世界観や歴史観、すなわち、21世紀の「新たな教養=ネオ・リベラルアーツ」です。そして、このスーパー・ジェネラリストの多くは、必ず、「社会起業家」として「ソーシャル・イノベーション」を起こしていくでしょう。

プロフィール

東京大学卒業。東京大学大学院修了。工学博士(原子力工学)。米国シンクタンク・バテル記念研究所・客員研究員を経て、日本総合研究所の設立に参画。取締役・創発戦略センター所長を務める。現在、シンクタンク・ソフィアバンク代表。社会起業家フォーラム代表。世界経済フォーラム(ダボス会議)GACメンバー。世界賢人会議ブダペストクラブ日本代表。東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。原発事故への対策、原子力行政の改革、原子力政策の転換に取り組む。著書は90冊余

主要著書

『生命論パラダイムの時代』『複雑系の知』『複雑系の経営』『暗黙知の経営』『これから日本市場で何が起こるのか』『これから知識社会で何が起こるのか』『知的プロフェッショナルへの戦略』『仕事の思想』『仕事の報酬とは何か』『なぜ、働くのか』など多数。