教員紹介

紺野 登

(Konno Noboru)

職名 教授
担当科目

知識創造経営のプリンシプル、シナリオプランニングワークショップ、イノベーションマネジメントシステム(IMS)と目的工学、デザイン思考ワークショップ、論文演習Ⅰ~Ⅲ

教員実績

https://researchmap.jp/konno-n


動画メッセージ

メッセージ

-創造経営の「実践知(フロネシス)」の理論と実践を-

イノベーションは、かつてはたまに起きる技術革新といった捉え方をされていましたが、21世紀の経営にとっては中心的な活動だといえます。顧客や社会の意識やニーズを共感・洞察して、これまで競争や消費のなかったところに新たな価値の提供を行っていく、個と組織の知識創造経営の実践なのです。このカリキュラムでは、各テーマのマスターといえる教授陣が理論と実践の両輪でイノベーション経営のエッセンスを習得する場を提供します。すなわち、知識創造理論を基礎において、シナリオプランニングやデザイン思考、従来と異なる価値提供の仕組みとしてのビジネスモデル、ウェブマーケティングなど有効なツールについて学べます。リーダーが周囲を巻き込む目的を掲げて駆動するといった、人間としての「賢慮」や組織文化の理解も重要です。さらに経営戦略や経済学の観点からも考えること。これらが、みなさんのイノベーターとしての実践に役立つものと思います。

プロフィール

多摩大学大学院教授、知識イノベーション研究所(KIRO)代表、一般社団法人Japan Innovation Network代表理事。組織や社会の知識生態学(ナレッジエコロジー)をテーマに、リーダーシップ教育、組織変革、研究所などのワークプレイス・デザイン、都市開発プロジェクトなどの実務にかかわる。早稲田大学理工学部建築学科卒業、多摩大学経営情報学研究科博士課程後期卒業(学術・経営情報学博士)

主要著書

『ビジネスのためのデザイン思考』、『知識デザイン企業』、『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか(目的工学)』野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)との共著に『知力経営』、『知識創造の方法論』『知識創造経営のプリンシプル』、『知識経営のすすめ』など