少人数クラスだから、深く、濃く、丁寧に学べる。
品川駅南口から1分。仕事を続けながら
MBAを取得できます。
MENUMENU

 

ビジネス実践知探究 第4講 その2(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

授業の様子

ビジネス実践知探究 第4講 その2(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

2020年7月6日

授業の様子

元経済産業省のご出身で、株式会社rimOnOを創業された伊藤慎介さんを講師に、第4講は進められました。世界をリードした日本がこの30年間にその地位を大きく下げた現実に触れ、この停滞感を打破し、元気を取り戻すためにどうするべきか、ヒントを頂けた内容でした。

 エレクトロニクス産業を例に、オープン&クローズ戦略の説明がありました。過去の成功体験をベースに思い切った戦略転換が出来なかったことと、俯瞰的な視点が弱く、戦略的なシナリオ(仕組み創り)が出来なかった事があげられました。この事自体は昔から言われていたことであり、その原因が見えなかったのですが、伊藤先生から、その要因は「人材の流動性にある!」という事をお聞きし、納得感が高まりました。十数年前に、外資系の某OSメーカの方と話をしたとき、20%の人材を入替ているという話を思い出しました。匠の世界であればともかく、デジタルの時代において、多様な知を交錯させる事は、社員を刺激し、従来に甘んじない発想力を養う事に繋がり、今後のイノベーションには必須の要件な事なのかもしれません。

 また、経産省の大組織を飛び立たれ、自らが起業されたお話の中にありました「直感」が大切で「ロジック」は直感を正当化するためのものであるという考えは、文字にするととても簡単そうですが、大変難しいことです。答えのない中で答えを創り出すためには、直感を信じる「強い想い」とその客観的な正当性があって初めて、周囲からの協力を得ることになるのだと思います。そして、経営者には逃げ場がない、そして、野生動物だという言葉にあるよう大変厳しい現実に向かっていらっしゃる姿は勇ましく、身の引き締まる思いがしました。

 現役の経営者の講義という事もあり、質問タイムでは、創業経営者や地域のモビリティ関連のテーマをお持ちの受講生の方との話が盛り上がりました。何か新しいプロジェクトがスタートするような雰囲気のあるやり取りがなされ、非常に印象的でした。これこそ、想いのある人が集った時の勢いなのかと、まさに現代の志塾だと感じる素晴らしい時間でした。

Page top