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ビジネス実践知探究 第3講 その2(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

授業の様子

ビジネス実践知探究 第3講 その2(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

2020年7月5日

授業の様子

ビジネス実践知探求講義は第三回まで編集工学をメインに取り上げてきた。最初の「編集とは何か?」の状態から少しずつ編集に親しみを感じてきて、今まで潜在意識として働いていた編集能力を意識的に使おう、伸ばそうとまで来ている。三回しかないが、先生方の効率的な教授によるものだと感じた。
 今日の授業では、まず前回の宿題であった、物語『ヒーローズジャニー』の創作に当たって気づいたことや感じたことのグループディスカッションだった。宿題の提出は先生のほかに、ほかの受講生にも送ることとなっていたおかげで、皆の大まかな物語が頭に入っていて、それぞれ恥ずかしい過去話に触れず、すぐにお題へと移ることができた。メンバーそれぞれ意見を出し合って、また、他人の意見を聞いて気づいたことなどを話すというサイクルの中で、考えが幾たび深まり、うまく説明できない何かが閃いたり、芽生えたりしていた。これは、安藤先生の「強くなった自分が最初に戻ってくるが、視点が高くなった」とのコメントで納得がマックスに達した。
 次も、宿題であった「カーツワイルが2045年にシンギュラリティが来ると予言しているが、来るか、来ないか、どちらか?またその理由を述べなさい。」をやる際、アプローチの仕方についての話合いだった。ネットで調べたり、ほかの人と討論したり、本を読んだりするなど手法がいろいろあった。ここでも、他人の手法を聞いて、自分のアプローチスタイルについて考えさせられた。佐藤先生がグループ代表の発表後、効果のあるアプローチの手法をいくつか紹介してくださった。
 実は、ここまで少し疑問に思っていることがあった。グループディスカッションはいつも宿題の内容そのものではなく、周りの何かについて討論をさせているのはなぜだろうと。これは、最後のセッションで解答が得られた。これは「quest reading」のことだった。
 あらかじめ用意した本を、まず表紙と帯だけを読み、その後目を閉じてタイトルとか著者など思い出す。意外にも思い出せなかった。このからくりはなんだろう?その後もゲーム感覚で講義が進み、目次からキーワードとホットワードを探し組み合わせたり、読む前と読む後の自分をイメージしたりしているうち、先生が次に何の魔法を使うだろうと期待を持ちながら、講義を受けるというより体験していった。
 そして、まだ本を読んでいないのに、すでに本の内容を熟知したような気分となり、これは魔法を手に入れたからだろうか?いや、何か危険な匂いがする、熟知したつもりで読むのを怠るところだった。でも、大丈夫。「本を読んで働く私」との宿題が私をこの本に引き留めてくれる。待って、宿題は本の内容ではない。本を道具にして何かやる。これもきっと何かの意味があるのだろう。次回の講義を今から楽しみにしている。
私はすぐにでも深く速く本を読めるこの魔法を試したい。これできっと私たち受講生も知恵を手に入れ、知性あふれる人間になれるに違いない。もし、あなたもこの魔法に好奇心をそそられているのならば、「ビジネス実践知探求」の受講をおすすめしたい。ここでは、ビジネスの堅い話がないが、ビジネスに生かせる何かがある。その何かを見つけるべく次回の講義も楽しもうと思う。

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