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ビジネス実践知探究 第2講 その1(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

授業の様子

ビジネス実践知探究 第2講 その1(佐藤勝彦.特任教授)2020年春学期

2020年7月3日

授業の様子

今回もzoomを使ってのオンライン授業。すぐにブレークルームに分けられて、あらかじめ出題された【AIやロボットなどのテクノロジーの進化の中にあって、人間にできてコンピュータにできないと思うことを3つあげてください 】をテーマにグループディスカッションが始まった。正解のない「問い」について、一人一人が未来をイメージし推論を立てて、自分の考えとして言語化する。そして他者に伝えるためにはこの授業のテーマ「編集する力」が必要となる。私の参加したグループでは、お互いがそれぞれ全く違う意見を持っていた。それぞれの経験をもとに未来のストーリーを語り合った。自身の持論を正当化することが目的ではない。目的地を定めずに寄り道しながらドライブを楽しんでいるようなディスカッションの時間だった。他者の意見に耳を傾け、相手のフィールドでその考えを受け止めてみる。どちらの意見が正しいかではなく、他者の考えを取り込むことで自分の世界が広がった。
ブレークルームが終了すると、グループの代表者が他のグループメンバーに議論した内容を伝えあい共有する。たびたび出題テーマから脱線した内容が取り上げられ議論が展開される。安藤先生がポジティブに編集したコメントをくださる。そのコメントに他のグループが疑問を投げかけたり、横道に逸れる。14名という人数がそうさせるのか・・受講生は他者の布石を見て好き勝手な持論を展開する。素人の囲碁のような議論の展開であるが、そんなことはない。安藤先生がファシリテーターとして、それぞれ14個の碁石が碁盤の上で編集されていく。授業そのものが編集工学に基づいて、発散しては収束する。
授業後半は、物語を作る演習。「テーブルの上の手紙」「車窓を見つめる女性」「青空に飛行機雲」「会議中の男性」これら4つのシーンを必ず一回以上使用して物語を作ると言うゲームだ。これは私がアートクラスで使用する「フォトモンタージュ」の手法に似ている。しかし、アートの場合はイメージの断片を新たな統合されたイメージへと価値の変換をするのだが、それとは違いイメージの断片を再構成した上で言語化しなければならない。右脳で処理して左脳で編集する。これは結構難しかった。「よくもまあそんな話を組み立てられるもんだ・・」と感心するほどにユニークな物語が発表された。
次回は、「物語」をより深めていくらしい。編集工学は思考力を使うスポーツのようだ。

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