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ヒューマンリソース概論I  第7講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

授業の様子

ヒューマンリソース概論I  第7講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

2019年7月11日

授業の様子

 当講義も第7回を迎え終盤線である。今日は、成果主義と伝統的日本型人事制度(職能資格制度)の功罪を中心テーマに、これまでの講義を通しての学びを各人が振り返りながら、多面的にその思想背景や、今日的意義そして、限界や課題をグループディスカッションで語り合うところから講義がスタートした。同じ講義を学んできたはずなのに、様々な意見が活発に出るところが、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる本学のユニークなところだと改めて感じた。
 全体的な議論流れが、やっぱり成果主義がいいよね、伝統的日本的な制度は残念だよねという雰囲気になりかけたところで、徳岡先生が流した映像は、「日本で一番大切にしたい会社」にも選ばれたことがある、伊那食品の塚越社長を特集したもの。徳岡先生、ここでそれを流しますか?その絶妙さに思わず笑ってしまった。
「会社にとって最も大切なことは永続性。焦ってはだめ、ゆっくりやらないと」「売り上げや利益より大切なものがあり、利益は残ったウンチにすぎない」等々、塚越社長のステレオタイプ的MBA発想とは真逆な発言に、生徒達は困惑の表情を浮かべる。
 そして、あらためてのグループディスカッション再開。意図的に与えられたゆらぎに翻弄され、今回はなかなか議論がまとまらない。先生の狙い通りだなあ。
 最後に先生から、本日のまとめとして、単純な成果主義の人事観を課題を挙げて振り返りつつ、新しい視点として、社会課題の解決やイノベーションといった新たな価値創出するような知識創造経営の人事観を総括していただいた。
 どうしたら、誰もが新たな「挑戦」できるような組織の構築に、人事が貢献出来るのか?それを今日は一貫して問われた気がする。
 伝統的日本型製造業の会社に人事として身を置く自分にとって、伝統的日本型人事制度が悪いのではなく、本気でその実践に取り組ないのが問題という先生のご指摘は、とても耳の痛い話でした。徳岡先生、本日も貴重な学びをありがとうございました。

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