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インナーコミュニケーション 第6講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

授業の様子

インナーコミュニケーション 第6講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

2019年7月4日

授業の様子

今日も徳岡教授のインナーコミュニケーションの講義だ。本講義はインタラクティブな授業の進め方や徳岡教授の絶妙なファシリテーションで、より体感的に、コミュニケーションの知を習得してしまう講義であり、毎回、私自身とても楽しみにしている。

さて、今回のテーマはリーダーシップコミュニケーションである。リーダーシップコミュニケーションとして、Trust、Positive、Personalの観点が肝要であること、相手をいかにひきつけるか、という点においては、それぞれの実践知があろうが、自身の失敗体験の用意、相手の話を最後まで聞き、フリーハンドの余韻を残して引き出すこと、相手のために何かできることはないかを聞く、等の観点も学んだ。さらに「ストーリーテリング」の重要性に焦点が当たる。相手をひきつけていくためには、「ストーリー」が必要である。不足した場合、それは単なる情報の発信となり、相手に浸透せず、コミュニケーションによる目的を達することはなくなる。では、どのように「ストーリー」を組み立てるのか。

より我々に染み込むように組み立てられた講義の様子を踏まえて説明したい。

本講義ではリーディングアサインメントが事前に課され、自身の感じたポイントを整理、あるいは、自身の言葉として考えを発露し、事前準備しておく。その上で講義にて、当該内容を院生同士で発表しあい、新たな考えに触れることでさらに引き出しも深まっていく。そしてグループ発表のQAでさらに引き出しが増える。そのような知のルーティーンが本講義の魅力であるが、今回のお題目の一つはこれまでに課されたシェリル・サンドバーグ関連の文献や、ロバート・メイ/アラン・エイカーソンの著書でなく、『いっぱいのかけそば』だ。非常に感動的に家族関係の在り方等を表すストーリーであるが、元来、涙もろい私は、ストレートに感じた感動を表した。だが、グループワークにおける発表にて正直面喰ったのは、他者は全く異なる捉え方をしていたことである。当該ストーリーのプロットは感動を誘うために良く組み立てられているという分析(構造的な認識)、かけそばの値段を踏まえた代替価値可能性への言及(分解的認識)、留学生には感動ストーリーとして捉えられない事実。たった15分程度のグループワークで、『いっぱいのかけそば』ほどの良くできたプロットでさえ、感じ方は捉え手により異なることを十分過ぎるほど実感した。だからこそ、ストーリーラインを最大限、工夫して組み立てることで、相手への浸透度を高めなければならない、という認識を新たにしたのである。このような発見が常に発生するのが本講義の魅力と言える。

その後、ストーリー組み立てに必要なエッセンスを徳岡教授よりご教示頂きつつ、再度個人ワーク、グループワークを繰り返し、より実践知として自身に刻まれていく。最終的には自身のマイテーマ、マイポリシーを整理、ストーリーを作成し、表現するところまで本講義では到達した。きっと明日の私は、今日の私よりストーリーテリングに秀でているだろう。いつものことであるが、本当に為になる。捉え手により変わらない『ぜったいのとくおか』である。

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