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インナーコミュニケーション 第2講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

授業の様子

インナーコミュニケーション 第2講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

2019年5月10日

授業の様子

社内コミュニケーションとは、どの様なシチュエーション別・ベクトル別・オーディエンス別での考え方があるのか。その課題や必要性といったことを学びました。
私自身にとって最も学びになったのは、私の組織で問題になっている、誰に・どの情報を・どうやって伝えていくべきかというテーマです。
正社員以外でも、派遣社員やアルバイトといった様々な就労形態がある中で、もしかしたら来月には競合企業に行くかもしれない相手に、どこまで情報を共有すべきか。
一方で、情報を共有した方が、業績や効率が良いという目に見える効果もある。
常にこうするべきだと答えが決まっているものではもちろんありません。
ただ、情報を出すこと・遮断することの良い点・悪い点をしっかりと理解した上で、意識して使い分けていくことが重要ではないかと考えました。
授業の途中では、何度も院生同士のディスカッション・発表の場があります。
テーマの1つは、「社内コミュニケーションの必要性」について。
VUCAと言われる時代の中で、人間関係が理由のストレスや、社内トラブル、更には離職リスクなど、様々なマイナスを防止するために必要だという意見。
逆に、成長社会が終了した難しいビジネスシチュエーションにおいて、モチベーションを高めて、イノベーションを生み出すといったプラスのために必要だという意見。
他にも、派遣法などの法律の求めによってコミュニケーションの必要性が出てきたといった意見など。様々な意見を議論していきます。
別のテーマは「SNSの功罪」について。
これも難しいテーマです。離れた相手とも瞬時に情報をやり取りできるという功も多いSNSですが、やはり「知を創造する」という観点からは罪がより多いのではないか。
自分と同じ考えを持ったコミュニティから出ずに、心地は良いけど、別の価値観とぶつかりあって研磨していくということができなくなってしまっているといった議論になりました。
同じ会社・組織の人間とディスカッションするのではなく、様々な背景をもつ院生同士のディスカッションです。
自社で抱えている課題と全く違った課題。でも、これまで気づいていなかったけど、実は自社でも見えづらいだけで同じ様な課題があるのではないか。といった気づきが、毎回あります。
さらに、留学生の人たちからは、日本の「察する」コミュニケーションが、如何に難しいかといった、正にこれからのダイバーシティを考えていく中で欠かせない本音トークも炸裂しました。
更に対話の重要性を学んでいきます。
対話とは、「聴く」「考える」「話す」「振り返る」これを、謙虚に行っていくこと。
なかなか、相手にわかりやすく話すということも、全身で受け止めるということもできていない自分に反省しながら、
「コミュニケーションは伝える側の責任である」という先生からの耳が痛い教えをいただきました。
最後に、院生の代表者から自社の社内コミュニケーションについての発表がありました。
私の会社よりも少し大きい100人規模のベンチャー企業ということでしたが、社内のコミュニケーション体制やツールといったものは、似ている部分を感じました。
課題も少し似ていて、「経営陣の本音が伝わりづらいところ」。
この課題に対して、取り組まれている独自の方法については、ぜひ自社でも参考にしていきたいと考えさせられるものでした。

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