少人数クラスだから、深く、濃く、丁寧に学べる。
品川駅南口から1分。仕事を続けながら
MBAを取得できます。
MENUMENU

 

ビジネス実践知探究 第2講その1 (佐藤 勝彦教授) 2019年度春学期

授業の様子

ビジネス実践知探究 第2講その1 (佐藤 勝彦教授) 2019年度春学期

2019年5月10日

授業の様子

今回の授業は、社外での特別授業!
編集工学研究所の「本楼」(ほんろう)での特別授業は、想像するだけでワクワクした
品川港南口にあるいつもの教室から外にでて、小田急線の「豪徳寺駅」で下車し、住宅街を抜けて数分でたどり着いた。白木の戸を開けて、足を踏み入れるとそこは本の森。黒鉄の4メートルの書棚になんと2万冊を超える書籍が並ぶ。この不思議な異空間に興奮が止まらない。こんな素敵な場所に身を置いて授業ができるなんて、期待が膨らんだ。

●第1講の振り返りと共有
「知の編集工学」松岡正剛著(イシス編集学校の校長)の冒頭部分を読んで
「AIやロボットなどのテクノロジ―の進化にあって、人間にできてコンピューターにできないと思うことを3つあげて、理由を添えて述べよ」という宿題について、受講者が事前にまとめてきたレポートを15名全員で共有した。
この課題の裏側にある意図は、人間にしかできない「編集力」という。これを実際にやって
みて私たちは、思い切り人間にしかできない編集力を使って学んだ。さすがに15名もいると、3つ同じように切り取るケースはない。それぞれに個性が出て、こんな捉え方、このように考えるのか、と、ひとつの書物を通じて多くの発見があった。

●共創型組織開発メソッド
「Quest Link」クエストリンク  の体験授業
今回のメインの授業。まだでどこでもやったことがないというQuest Rinkのコアメソッド
探究型読書「Quest Reading」を実践して学んだ。
VUCAの時代、組織の流動化・働き方の変化、世代性の変化など組織が直面している3つの環境変化を問題としてとらえるのではなく、組織全体が新たなステージに移るチャンスとして、「個」力を引き出し、チームをエンパワーさせる解決のメソッドである。
本を思考のツールとして活用する読書メソッドとしてチームで行うクエストリーディングを学んだ
【クエストリーディングの3プロセス】
本を手に取って1.目次読み(構造を読む)2.QAサイクル(仮説的に読む)3.アナロジカルシンキング(自分ごと化/仕事とのリンク)
本の内容を知識として得るだけでなく、著者の見方や見解を借りながら自分の思考を深めていく方法を学ぶもので、さらにメンバーで交わし合いながらよ、読み進めることでそれぞれの発見や視点、仮説を交換しチーム力をあげていくもの。

今回、限られた時間のなかで。1冊の新書を手にとり、目次、前書き、あとがき、表紙回りから著者の狙い、同期は何か、ヒントをあつめたり、イメージを膨らませたり、QAサイクルで、読中の著者のQを拾い、自分のQを立て、Aみつける。要約する。これを短い時間で繰り返した。読後は仮説を振りかえり、似た者探し、自分事に置き換えてきる!という作業をやってみると、本を全部読まなくても、見えてくるものつながてくるものがあることを実感した。これが身に着けられたら、すごい。チームの力を借りれば、1時間程度で数冊の知恵がつながる。
この本で得たものを情報から知識だけでなく、知識を活用して知恵へ、それをつなげて知性として活かす、1冊の本を通じて自分の頭の知識では足りないことを、本を道具として使って思考を前に進める、そんな、メソッドを体験した。
まだ、自分のものになるのは、もう少し時間がかかりそうだが、習得したいメソッドである。とても刺激的な集中授業であった。

以 上

Page top