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ヒューマンリソース概論I 第2講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

授業の様子

ヒューマンリソース概論I 第2講 (徳岡 晃一郎教授) 2019年度 春学期

2019年5月7日

授業の様子

第2講は前回に引き続き「人事管理の基礎」がテーマです。先ず、第1講で出された課題記事「出世イヤ、日本型雇用の限界打破を」を顧みて院生同士で議論をしました。
議論の中では,若者の価値観の変化、組織の権限移譲、多様化の需要性、チーム型からジョブ型へ等の院生の経験や自身の会社自体で抱えている課題が多くでてきました。その中でも、徳岡先生が仰られた、人事は志を持ち、会社を通じて社会に貢献できる若者を育てる責任があるという言葉がありました。日本では、毎年40万の人口が減り、2050年には、1億人を切るといわれています。志を持ち、本当に自分がしたいことをすることが、これからの日本人、日本にとって大切になってくると考えました。
次に、「熱意あふれる社員」、「年齢の多様性、ジェンダーの多様性」について院生で考察しました。日本は「熱意あふれる社員」が全体の6%しかいないという結果がでています。これは調査対象139国中132位という結果です。反対にネガティブな意見を社内、外にまき散らす社員の割合は139国でもトップクラスという現状があります。熱意をもって働く社員がこれだけ少なければ、イノベーション以前に既存の事業の拡大や新規事業への挑戦というマインドが少ないのも当然かもしれません。その結果が、日本、アメリカ両国で比較した、年収額の上位10%最下層比較に如実にでていると考えます。日本の年収上位10%最下層は約580万円に対し、アメリカの年収上位10%最下層は約1300万円と約2,5倍の差があります。この差が企業の稼ぐ力や国力の差となっていきます。その国にいる若者のマインドまで変わってきます。アメリカは「熱意あふれる社員」の割合が31%です。熱意あふれる社員が、イノベーション、既存事業の拡大、多角化を生み出し、けん引していくのは間違いありません。「熱意あふれる社員」をどう増やしていくのかは、人事部だけではなく全社で取り組んでいくべき大きなテーマであると思います。
最後に、「人事を取り巻く昨今の課題」について院生と議論しました。
出てきた課題としては、人事というものが企業戦略との両輪でなければいけないはずだが、人事責任者の経験、スキル不足、権限移譲等の課題があり企業戦略の片輪となりえていないのではないかという意見でした。これは、経営と人事だけの問題ではなく我々、管理職も積極的に人事に意見、助言をおこない志ある社員を育てていかなければと強く思いました。
講義の最後には、院生の自社の人事改革の道筋をパワーポイントで発表してくださいました。大きな組織の中で、自ら企画し周りを巻き込んでいく姿勢に感銘を受けました。
私も課題を明確にし、自社に落とし込んでいきます。今回初めて参加しましたが、みな課題をもち自社や社会をよくしたいと思っていますので更に積極的な議論と共に行動計画に落とし込み成果へとつなげられるようにしていきます。
以上

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