「カルチャーベースマネジメント」(徳岡 晃一郎 研究科長)平成30年秋学期第5講
授業の様子
「カルチャーベースマネジメント」(徳岡 晃一郎 研究科長)平成30年秋学期第5講
- 2018年11月23日
「カルチャーベースマネジメント」第5講 受講生感想
前回まで2回にわたって講義をしていただいた、スターバックスジャパンの企業カルチャーについて振り返ることからはじまった今回。
冒頭からグループ討議で頭はフル回転。
仕事の疲れも忘れて一気に学習モードへ突入した。
「サードプレイスを提供するための顧客の気持ちに寄り添える人づくり」というカルチャーを創造し、リーダーが自分の役割を理解・実践し、結果としてたくさんのファンをつくるという好循環を実現している。
改めて振り返ることで、スターバックスジャパンの素晴らしさを認識することができた。
続けて組織文化の役割、組織文化の逆機能、組織文化の難しさについて徳岡先生に解説していただき、組織文化のプロセスについてグループ討議。
「組織文化とは明文化されるべきものなのか、それとも空気のように感じるものなのか。プロセスのどの段階でそれを決めるのか」など、知恵を絞りながら活発に意見がかわされた。
徳岡先生からの解説として、
1.創造 2.浸透 3.維持 4.適応 5.再定義 6.再構築
というプロセスを提示していただき、「組織文化をマネジメントする人がいなければ、文化は迷子になる」という言葉をいただいた。
今回の講義において、もっとも私の心に刺さったのはこの言葉である。
組織文化というものは自然にできあがるもので、マネジメントをする対象ではない、放置しておいてもなんとかなるものだと考えていた。
事実、本社勤務でありながら、組織文化をマネジメントすることなど一切しなかった。
しかし、マネジメントをする人がいなければ文化は迷子になる、というのはまさにそのとおりであり、本社勤務のスタッフであればそれを実践すべきであったと深く反省をした。
そして、組織文化の生成と実践はどこに現れるか、組織文化のマネジメントにおけるトップ・ミドル・社員・人事・外部の役割とは何か、についてグループ討議。
自分ひとりで学ぶだけでは限界がある、みんなで・先生と共に切磋琢磨しながら学ぶことで視野が広がる。
グループで意見を話し合い、みんなへ発表して共有し、先生からのフィードバックをいただき、自分ごととして納得する、これこそが多摩大学大学院の「真の実践力を養う」ことなのだと考える。
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