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「サービスサイエンス」(中野 未知子 客員教授)平成30年秋学期第3講

授業の様子

「サービスサイエンス」(中野 未知子 客員教授)平成30年秋学期第3講

2018年11月12日

授業の様子

「サービスサイエンス」第3講

概要

「サービスサイエンス」では、サービスの提供者・受容者の相互作用を研究するための調査手法のひとつとして、インタビューを実践的に学びます。
第3講のメインは「指定図書の輪読」です。
調査手法を自分のものとするために、毎回の講義に加えて良いテキストを1冊しっかりと読み込んでいただくということを大事にしています。
とはいえ各自で読み込むとなると、忙しい社会人の方が多いこともあってなかなか大変なのが現実。
そこで受講生それぞれパートを決めて読み込み、内容を要約しレジュメにまとめ授業で共有、発表するという形式の輪読を行なっています。
自分の担当パート以外についても全体構成を理解できるのみならず自分の担当パートに関しては、少なくとも人に説明できるレベルで精読することになるため、そこを起点にそれ以外のパートについても読みやすくなる利点があります。

受講生の感想

<印象に残ったこと>
・仮説生成か検証かを認識する。リサーチ・クエスチョンは自分が面白いと思えることから考える。最終モデルからの逆算は別にしなくても良い。そのような状況になったら考える。概念、理論は1人で悶々と考える。できたら1度レビューしてもらうのはアリ。動的なクエスチョンを考える。自分が何がしたいか。

・「質的研究とは何か」の各回(各章)ごとに要約を出席メンバー各自が要約内容を発表。「仮説と理論」の講の説明に図解等の説明手法が取り入れられていてよかった。4回あたりから具体的な研究に取り掛かる参考になると思います。また、リサーチクエスチョンの内容の再考が必要になってくる時期です。意味のある質問が大事です。質問は数多くても無意味で内容を重視しなければならないと思いました。質問のパターンは時期、職種、年代、等々でサンプリングの取り方を熟慮しなければならない。予備調査の実施の検討を行う。研究倫理とインタビューの実施あたりは時間がかかりそうだと思いました。インタビュー後の分析ワークシートの作成。20枚から30枚くらいできると思われます。実際にやってみないと理解が深まらない。リサーチクエスチョン(修正も可)⇒最終的なモデル(答え)ここは合致していないといけない。作った理論が何をもって完成したか?理論的飽和(理想形)は難解です。以後、分析過程のサマリーの見返しを実施したほうがよさそうです。(1/16の最終講までにはVer 3.0,4.0くらいでまとめておく。=>個人的には難しそう。)

・皆さんのサマリー発表を聴きながら、読んで頭で理解した内容が、腑に落ちたという感覚がありました。ただ、モデル(理論)の作り方はやってみないとわからないなとも思いました。皆さんのリサーチクエスチョンへの先生のFBを聴きながら、やっとリサーチクエスチョンとは何かがわかってきました。

・質的調査の場合、サンプル数が問題にならないこと。それを論理的に説明できること。サンプルが少なくても、皆を納得させるための方法が存在すること。そのためには、モデル構築までの考え方のプロセスを見える化しておくことが重要であるという考え方は納得感があった。

・今回のゲスト講義で印象残ったことはみんな作ったレジュメです。内容をよく理解するために上で図表を利用し、非常に理解しやすいです。その中で「分析ワークシート」と「質的研究の特徴」が最も印象に残りました。

・グラウンデッドとは、概念のもとをたどると、原文に紐づいているという意味合い。概念の生成化から理論構築までの間でジャンプしてはならない。概念化、カテゴリーは頻出したからと言って重要とは限らない。一回
の登場だからと言って重要度が低いとは限らない。事前に最終モデルを作る必要はない。仮説生成するうえでは手放したいところ。リサーチクエスチョンで問うたものに、最終モデルが答えていることが必要。

・輪読の面白さ。データから理論を組み立てるところに動的視点入れること。担保するための分析シート。

<一番の学び>
・日頃、量的な考えに触れることが多いため、関心相関性や仮説生成等、質的研究がどのような特徴を持つのかを意識的に捉えておかないと、すぐに量的な考えになる可能性がある。

・リサーチクエスチョンとはそもそも何かわかっていませんでした。インタビューの質問ではない。Whatではなく、どのように、動的にする。どのように決定されるのか、などのクエスチョンにする。一問、1回答とする。
要因は何ですか?というような質問はNG。ありがちな質問になってしまう。個人的には、テーマがまだ決まっていなかったので自分のインタビュー質問内容を発表できませんでしたが、次回までには決定して発表したいと考えています。自分が考えていたリサーチクエスチョンが、的外れだったようなので、再検討して提出しようと思います。

・質的研究とは、体験そのものを問い直し、捉え方を変更できるような「新しい視点」を提示できるかが大切である。(指定図書からの学び)。リサーチクエスチョンへのアドバイスをいただいて、モヤモヤグルグル考えていたのがスッキリした。インタビューが楽しみです。(講義での学び)

・RQの立て方。自分で考えたRQ案にその場でコメント頂けたのは非常に理解が深まった。(内的視点、動的な問い、など)

・今回の授業で一番勉強になったことはリサーチ・クエスチョンという概念です。授業前はリサーチ・クエスチョンと研究テーマの違いがよく理解できませんが、課題準備と問題作成の際にも内容が間違いました。しかし、皆さん授業中に発表した内容と先生の解説によって、正しくリサーチ・クエスチョンの概念を理解できました。

・探索的な質的研究では、見えないものを見える化することと、動的にとらえることが大切ということ。

 

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