「ビジネス実践知探究」(佐藤 勝彦 特任教授)平成30年春学期第6・7講
授業の様子
「ビジネス実践知探究」(佐藤 勝彦 特任教授)平成30年春学期第6・7講
- 2018年7月12日
編集工学編集所 安藤専務から「編集工学」とは何かと(https://www.eel.co.jp/member/member.html)
ガイダンスを第1講から第3講を受け、第6、7講義はハイパーコーポレートユニバーシティー12、13期卒業生の大手音響メーカーの役員の方をお迎えしての講義でした。
テーマは「未来の社会」
様々な視座から、整理すると、
①SDG’sの17の方向性に社会は動く
②健康観の変化(身体だけではなく心も含まれる)
③データ駆動社会へ(資本主義→金融資本主義→???)
この3つが私には響きました。
2回のディスカッションを踏まえ、2050年、私たちは何を幸せとするのだろうか?
「お金」という価値の軸から「やりたいこと」軸へシフトは進むはずと信じたい。
課題をどう解決していくか?
問題をどういう視点が見るか?
編集工学的に「情報」は自己複製的であり、何かを求めて自己増幅していく。
AIDAをどう捉えるかで新しい解決策が見えてくると学べています。
「問いと解のAIDA」と捉えることが線形ではなく、非線形的にジャンプできると感じています。
問いを立てて、解を仮に設定する。
そのAIDAを繋ぐ思想は今後とても使うことができるはずです。
第7講もありがとうございました。
次回最終講は本楼(ほんろう)での講義。さらに知的好奇心が満たされる会。とても楽しみであります。
「編集工学」というものを実務にどう生かしているのか、極めて実践的でわかりやすい講義でした。
ビッグデータとIoT、AIによる第4次産業革命が今まさに起きている現代で、これまでの製造業の常識が通用しなくなっていく過程と、これから何が起きて何をしていくべきなのか、実務の経験を通じて解説していただきました。
ITの進化で情報がいくらでも手に入る現代において、大切なのは「情報」と「情報」をいかにして結び付け、イノベーションを起こしていくのか?
大切なのは情報と情報の「AIDA」を結びつけて考える思考力と、それをいち早く市場に出していく行動力であることを経験を通じて教えていただいた気がします。
印象に残っているのは、イノベーションは必ずしも「技術革新」だけではなく、物事の「結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい活用法」を見出すことである、というお話しで、まさにそれは思考力を研ぎ澄ました結果に起こせるものであると感じました。
講義の後半では思考力を駆使した2050年の予想を討議しましたが、これからは過去の延長上に未来があるわけではなく、創造的破壊の上に未来があるので、まず数十年後をイメージして、そこに向かって1年後、5年後を考えていかなければならない、というお話しが強く印象に残っています。
まさに自分の仕事にも直結する内容で、非常に身になる講義でした。
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