教員紹介

齋藤 春光

(Saitoh Harumitsu)

職名 客員教授
担当科目

論文実践Ⅰ・II


メッセージ

留学生にとって、母国でない環境で論文をつくることは容易ではありません。一方、可及的・累進的に進歩する技術、グローバル化する社会、ますます変化が激しくなる現代において、今、コロナ感染症という未曽有のパンデミックが世界経済に大きな影響を与えています。未来を予測するのがますます困難なVUCA(Volatility,Uncertainty,Complexity,Ambiguity)の時代、留学生の皆さんの多様な経験からダイバーシティな視点を持ち論文を書くことができることは、オリジナリティのある論文が出来るとても良い機会だと思います。ぜひ多様な視点、経験を持つ他の履修生と切磋琢磨しながら、論文作成をしていきましょう。
そして論文には、型があります。「課題・問題の設定」「資料研究(先行研究、文献・フィールド調査)」「主張の詳述・分析(オリジナリティのある切り口と論理展開)」「まとめと今後の課題」という論文のそれぞれのステージにおいて、他の履修生とともに互いに深堀し、論文を作成していきます。留学生の皆さんにとっては、日本語環境では何か調べるだけでも困難を伴うことがあると思います。小職は多摩大学院の修了生で、修士論文を書いた経験も紹介しながら、時にはマントゥマンで寄り添って、皆さんの論文作成をサポートしていきます。皆さんの参加をお待ちしています。

プロフィール

【学歴】武蔵大学経済学部経済学科卒業(1980年3月)、多摩大学大学院経営情報学研究科修士課程卒業(2015年9月)
【経歴】パイオニア株式会社 元 取締役兼常務執行役員 経営戦略部 部長。長年にわたり、カーエレクトロニクス アフターマーケット事業にて営業、プロモーション、マーケティング、商品企画、事業統括に従事。その後中国上海市にある合弁会社の総経理として経営を行う。帰国後経営管理、経営戦略を担当し、経営に携わる。
【主な著書・論文】日本の電器産業再生のシナリオ(多摩大学大学院修士論文)。